実ダムにおいて、マルチリンク通信システムを用いた重機の超遠隔施工の実証実験を実施しました.
大成建設は,ダム堆砂対策における作業用建設機械操縦の遠隔化及び自動化による施工技術を開発しています.写真は超遠隔操作による施工の実証実験と,その現地説明会の様子です.
説明会は操作室と現地で行い,合計で25人ほどの方に参加いただきました.
今回の実証では,マルチリンク通信システムを介して,操作室から約90km離れた下久保ダムのバックホウとクローラダンプで超遠隔施工を行いました.施工現場での通信バックボーンには衛星回線を使用し,携帯電話回線が届かないダムサイトでも遠隔施工が可能であることを実証しました.

